名作。ちょっと地味なところでは、パズーがシータとふたりで、パンに目玉焼きをのせて分け合って食べるところが印象的。シータが持っていた「飛行石」や空に浮かぶ「天空の城」という言葉の響きもロマンを掻き立てられてこどもの心に戻ることができる。地下にもぐることを生業とする炭鉱町を舞台にしている所に、空から少女が降ってくる導入が見事。それだからこそ「空を飛ぶ」というモチーフが宮崎作品の中で最もストレートに、観る側にカタルシスを呼び起こしてくれる。胸躍る冒険活劇とはこれ。その成長と合わせて応援したくなるヒーロー・ヒロインに加え、空の海賊ドーラ一味や悪役らしい悪役も魅力的。そして、久石譲の音楽。今や国民歌のエンディング「君をのせて」は言うまでもなく、ラピュタのテーマやパズー、シータのテーマなど、いつ聞いてもこの冒険活劇の世界に連れて行ってくれる。あらためて観て、やはり名作。
とりあえず1つだけ……おすすめ度
★★★★★
この作品に対する内容は、いまさら説明するまでもないことですし、
僕のこの作品に対する感想は、『素晴らしい作品です』の一言ですし、
詳しいことは他のレビュアーの皆さんが語ってくれています。
なので、僕からはひとつだけ。
巷では、よく『劇場公開時にはあった、本当のエンディング
シーンが、
ビデオやDVDやテレビ版ではカットされている』
という話を聞きます。
が、それはデマです。
劇場公開時に比べ、カットされたシーンもプラスされたシーンもありません。
なのでくれぐれも誤解のなきよう、心ゆくまでこの素晴らしい作品を楽しんで下さい。
海賊がお宝を狙って、どこが悪いおすすめ度
★★★★★
「海賊がお宝を狙って、どこが悪い」このセリフに度肝を抜かれた。前作のナウシカが社会派アニメとすれば、ラピュタは壮大な冒険アニメと位置付けられる。そう。人生の冒険という意味でだ。
高校時代に劇場で観たが、これほど痛快な冒険劇はないと思った。空から降りてくる不思議な少女に驚いたと思ったら、今度は海賊の一味となり一路ラピュタを目指す。ラピュタ到着後、ムスカは世界征服を目論み、シータは故郷の大自然を愛してやまない。ただの少女と鉱山の少年パズーの冒険が、結果的に平和な世界を守るというのだから目を話せない。
ナウシカと比べるとかなり非現実的、すなわちフィクションの王道を地で行く作品であり、子供に夢を「これでもか」というほどに与えてくれる傑作。ストーリーも善悪が分かれていて判りやすい上、すたれた心の海賊達がパズーとシータに心を許してゆく人間の優しさがとても温かい。娘が小学生になったら、真っ先に見せてあげようと、今からウキウキしている。
豪華絢爛
おすすめ度 ★★★★☆
イラスト入りのボックスが非常に良い。千と千尋〜のコレクターズエディションのシンプルさとは違い書き下ろし風のボックスはそれだけで楽しい。庭園のロボット兵は、一般で発売されていたロボット兵にデコレーションが施されており、よりラピュタっぽくなっている。宮崎氏のサイン入り鑑定書付とサービス満点です。ただ、もう少し安くても良かったのではないだろうか?
概要
空から少女が落ちてくる―! 少年パズーがその少女を助けたことで物語は幕を開ける。少女の名はシータ。空の海賊一味となぞの黒眼鏡の男達に追われていた。シータが持っていた「飛行石」の神秘的な輝きに導かれ、2人はやがて、天に浮かぶ伝説の城「ラピュタ」に足を踏み入れることになる…。
『未来少年コナン』や『ルパン3世カリオストロの城』など、「マンガ映画」と形容するにふさわしい、いきいきとした作品を手がけてきた宮崎駿が、またしてもその天性を発揮したのがこの作品。彼の作品にしばしば登場する「空を飛ぶ」というモチーフを物語の中心に据え、昔ながらの胸躍る冒険活劇に仕立てあげた。まっすぐで行動力あふれる少年、可憐(かれん)でしんの強い少女、一見怖そうだが愛すべき悪党たち、など宮崎アニメでおなじみの要素がほかにも盛りだくさんの娯楽作品だ。(安川正吾)
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
空中の浮島・ラピュタ帝国に秘められた財宝の謎を巡り、少年・パズーと少女・シータの活躍を描く、スタジオジブリが手掛けた冒険ファンタジー。シリアルナンバー入りのロボットフィギュアを始め、サントラCD、単行本などを同梱する1万セット限定商品。
内容(「Oricon GE」データベースより)
空から降ってきた少女シータと、彼女を助けた見習機械工のパズーが繰り広げる、空中の浮島ラピュタ帝国をめぐる傑作ファンタジー・アドベンチャー・アニメ。鑑定書つきの「ロボット兵フィギュア 庭園バージョン」、特別装丁版「小説天空の城ラピュタ」などを豪華BOXに収めた10,000セット限定のコレクターズ・エディション。