何度見ても飽きないおすすめ度
★★★★★
娘(もうすぐ5歳)は、よくも飽きずに毎日のように見ています。ひどいときは、平日毎晩見ています。そのおかげで、ほとんどせりふも覚えてしまいました。
一人の少女が孤独感や挫折感を味わいながら成長する物語、といってしまうとなんだかありがちに聞こえるのですが、同じ女性だからか、とても共感できる部分があります。トンボと海辺に飛行船を見に行ったときのこと。帰宅してジジに「せっかく友達になったのに、急に憎らしくなっちゃったの」というせりふが、複雑な少女の心をよく表していると思います。
人が成長するには、やっぱり周囲の温かい目が必要なのだと思い直した作品です。パン屋のオソノさん、配達を通して知り合った老婦人、絵描きのウルスラなど、たくさんの人の優しい心に触れて、”私はひとりじゃないんだ”と、前を向いて歩いていく勇気をもてたのだと思います。
人は、逆境で強くなることもあるけれど、娘にはこういった「順境」の中で、人として大きく成長してほしいし、生きていく力を身につけてほしいなあと思っています。
「本当に良いものは本当に良い」という言葉がピッタリの作品おすすめ度
★★★★★
映画について構成、ストーリー、テンポ、映像、声優の演技、音楽のどれをとっても秀逸。老若男女が楽しめるのは言うまでもないことですが、子供ができたら一緒に観るのが楽しみな作品でもあります。もしまだ観たことがない方がいたら、是非一度ご覧になることをお勧めしたいと思います。
ちなみに宮崎映画として有名な「魔女の宅急便」ですが、本作に原作本があることはそれほど知られていないようです。角野栄子さんという絵本・童話作家の方によるもので、今のところ13歳から17歳にまでに至るキキの成長が書かれています。映画ストーリーのその後にあたる「キキと新しい魔法」、「キキともう一人の魔女」、そして「キキの恋」にまつわる話が書かれた本が出版されています。
キキが誰に恋をするか?それは皆さんの予想通りかもしれません!?
古き良き宮崎アニメおすすめ度
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最近の宮崎アニメは外国に向いてますよね。「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」などです。あれは明らかに国際関係を意識している。日本を理解してもらう上で役に立っている。故に日本人から観ると今ひとつ不満なのである。外国での評価が上がる一方、日本国内でイマイチでしょ。コナンやカリオストロの城の時のような人気ではない。どこか異質だ。外国人気が来てその後を受けて受ける・・・といった感じ。そんな中に有ってこれは純・和風とでも言おうか、従来の日本人向け、日本人受けするアニメだ。安心してみる事ができる。あれこれ解説もいらないでしょう。歴史に残る名作に違いありません。これが外国人にもすんなりと理解できる日がくれば良いのですが・・・まだ難しいかなぁ・・・
やっぱ“宅急便”だよなおすすめ度
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何でだろう・・ジブリ作品の中ではこれが一番好きなんだよな・・。世界名作劇場では「赤毛のアン」が一番好きなんだけど、だからかなぁ・・。主人公が魔女の見習いという設定は非日常なんだけど、ストーリー的には思春期の女の子が恋や悩みを通して、成長していく姿を丁寧に映し出していてとても良いです。ジジもかわいいし。キキが落ち葉を踏んで足を滑らすシーンとか、細かいディティールもきいてんだよな・・。宮崎駿はこのくらいのスケールの方がいい仕事してると思うんだけどな。
宮崎ブランドの確立おすすめ度
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最初に劇場で観たときには少し退屈してしまったのですが、その後、リバイバルやビデオで観て、よい作品だと思い直しました。作品的には『風の谷のナウシカ』で興行的にも成功し注目され、『となりのトトロ』で作品の質が高く評価されたわけですが、1980年代の宮崎作品はまだヒットメーカーと云うには至らず、どちらかというと、「宮崎駿作品はクオリティは高いが商業的には成功しない」と云われていたものです。
それが『魔女の宅急便』で突如としてアニメーション映画の興行成績を塗り替え(それまでのトップは『さらば宇宙戦艦ヤマト』)、以後はヒットメーカーとして認知されるわけですが、作品の丁寧な作りはもちろんのこと、主人公である《キキ》の心理描写が実に巧みだと思います。思春期の少女の揺れ動く不安定な気持ちをここまで描いた作品は世界的に見ても希なのでは?
概要
1989年の宮崎駿監督による劇場用長編アニメーション作品。13歳になり、魔女の修業のために黒猫ジジとともに街を出る少女キキ。新たに住まいとして選んだ街で配達屋として暮らす中で、居候先のパン屋のオソノさん、空を飛ぶことにあこがれる少年トンボなど、さまざまな人との出会いをとおし、落ち込んだりしながらも魔女として、人として成長していく姿を描く。 修業に旅立つところから物語が始まるのだが、そのやや長めの場面で早速こちらを映画に引き込ませる。そしてほうきで飛び立ちスイッチを入れたラジオから荒井由実の「ルージュの伝言」が流れ、やっとタイトルが現れる。そのタイミングの見事さ。物語も演出も細部に至るまで実に丁寧に作られており、何度も繰り返し観たい作品になっている。(田中 元)
内容紹介
約102分の絵コンテ映像を含む特典ディスク付きの2枚組。ドルビーデジタル2.0chサラウンド。
【映像特典】
○絵コンテ映像(約102分:絵コンテを本編とリンクしてマルチアングルで全編収録。)
○劇場予告編集(5種類)
○ビデオクリップ「ウルスラの絵」
○『千と千尋の神隠し』 プロモーション映像
内容(「VIDEO INSIDER JAPAN」データベースより)
13才の魔女・キキが、人々とのふれあいを通して成長していく姿を描いたファンタジー。初回生産分のみ、宮崎駿のインタビューを収録。12月31日までの期間限定。
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
『もののけ姫』の宮崎駿監督が、角野栄子の同名児童文学を映画化した大ヒットファンタジー・アニメ。一人前の魔女を目指す少女・キキが自立してゆく姿を綴る。
内容(「Oricon」データベースより)
見習い魔女の女の子が、出会いや別れ、挫折などを乗り越えて成長していく姿を描いた、宮崎駿監督が贈る名作アニメーション。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
宮崎アニメというと私は空と空気、高さの表現だと思っている。知り合いの美術の教授は“浮遊感”と表した。“魔女宅”での風の表現は暴風でも主人公キキの箒の周りに漂う優しい風も皆素晴らしい! 今『名探偵コナン』の声で人気のある高山みなみが一人二役をこなし、その会話シーンまでこなしていることは脱帽。ほかにも戸田恵子や『未来少年コナン』のラナの声を演じた信沢三恵子に老婦人役の加藤治子など完璧なキャスティング。このDVDは2枚で絵コンテがサウンドとともに鑑賞できる。芸術系の学生も教材として勉強しよう。