今のアニメが束になってもこの格調の高さには敵うまい。手塚治虫の原作が基になっている部分はストーリーといい、アニメの作り方から、30年を経ても全く色あせていない。百姓の持ち足る国、応仁の乱以後の加賀を舞台に、闘争に参加するどろろ、それに背を向ける百鬼丸という最終話もまたいい。願わくば、路線変更などして欲しくなかったものである。
大人になってみるとまた違った風景がおすすめ度
★★★★★
子どもの頃は化け物の怖さと百鬼丸のかっこよさが楽しみでしたが、大人になってから見てみると、時代背景とか、人物設定とか、また違ったそれこそ「大人向け」の部分が見えてきます。
一番DVD化して欲しかった映像のひとつでした。感激!
ほげほげ、たらたら、ほげたらぽん!おすすめ度
★★★★★
子どもに見せたくて、30年ぶりに観ました。「デジモン」を見慣れている子どもにとっては古めかしいアニメなんでしょうが、やはり設定の面白さは当時のスタイルや技術をカバーしてあまりあるようで、親子して夢中になっていました。戦乱の世に生きる厳しさ、そこで時に触れる人情のありがたさ、化け物を倒すことで人間の身体を取り戻す百鬼丸の異人としての哀しさ等には、むごい内容や差別用語の問題もありましょうが、どのような人にも訴えかける普遍的なテーマがあります。まず、主題歌を聞いてみてください。「とぼけちゃいけねえ、知ってるぜ!おまえら、みーんな、ほげたらだ」。鈴木良武作詞・富田勲作曲・藤田淑子歌によるこの主題歌がまさしく「どろろ」なのです。
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